やっぱりハネムーンは海外へ
- 2023.06.20
- 海外旅行
4月29日0時日本政府の水際対策が解除され、それまで必須だった入国時のワクチン接種の確認もPCR検査の陰性証明も不要となり、まさに「令和の開国」といった感じがします。
GW期間には多くの方が海外旅行を楽しまれた事は連日メディアに取り上げられ、 この報道に影響を受けて、「それならばハネムーンに行ってみよう」「行くならばハネムーンは海外に」「ようやくハネムーンを考えられるようになった」など前向きに一歩を踏み出した方々も多くいらっしゃると思います。
そんな中、報道の中でも話題となっていたのが、旅行に関わる費用の増加でした。 では、何が理由で高騰化しているのでしょうか。
一つは、円安が挙げられます。 特にドル高は、ハワイやアメリカ方面、さらにはドル建ての料金設定となっているモルディブやカンクンといった人気のリゾート地のホテルを含む地上費用に大きく影響を及ぼしています。
例えばコロナ前(2018/6/15)$1=¥110.66から比較すると(2023/6/6)¥148.24と26%upまた、ユーロについては米ドルと比較するとそこまで大き影響はありませんがそれでもコロナ前(2018/6/15)¥128,44と比較する (2023/6/6)¥149.31と 13%upと全く無いわけではありません。ちなみにオーストラリアドルについても(2018/6/15)¥82.33 (2023/6/6)¥93.13 13%up とドル高が目立っています。
次に、ロシアによるウクライナヘの武力侵攻によりー気に高騰化したガソリン代と同じく ジェット機の燃料代も高騰化し、それが「燃油サーチャージ」 として航空運賃とは別に利 用者が負担することになっている為、旅行代金にも大きな影響を及ばしています。例えば全日空の場合ヨーロッパや北米への燃油サーチャージは2016年6月には¥0でしたが2019年12月で¥10,500となり2022年10月には¥58,000となり、往復でなんと¥116,000が旅行代金に加算されたわけなので、だれでも割高に感じるでしょう。
更に、日本国内でも同様なのですが、現地のスタッフやその他関連業種の人材不足による人件費の高騰が、前述の地上費用の高騰に拍車をかけています。
コロナ禍の中、世界中の観光業は大きなダメージを受け、企業の存続を図る為に人員削減などで対 した事か 需要が増えてきてもスタッフ数が戻らず、給与upでの人材確保をすれば当然のように旅行代金に反映せざるを得ないのは、だれが考えてもわかる事です。
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